【イベント報告】11月5日(土)『収穫したお米でうみおむすびを作ってみよう🍙』のイベントを行いました🌾

春に裸足で泥んこまみれになって 田植えをし、秋には 大人用の鎌を使って稲刈りをした お米 『ササシグレ』🌾収穫したお米をつかって 日本の伝統食である 『おむすび』作り体験のイベントをしました。

今回は、『うみおむすび』で有名な宮城県塩釜市の干物屋さん間宮商店様 指導のもと 美味しいおむすびの握り方、お米のこと、お魚のこと、そして衛生面を学びました。

まずは、炊きあがったお米を みんなで うちわであおぎながら30℃~40℃まで冷まします。間宮さんの『うみおむすび』は、安心安全の添加物不使用。この作業をすることにより菌が繁殖しないようにしています。また、ガス釜でお米を炊くようですが、釜の上、中、下では 炊き具合が違うので 冷ましながら混ぜていきます。すでに、塩味がついた状態で炊きあがっているんですよ。

もう、匂いが美味しいの😊

ご飯の準備ができたら 計量し 型にはめていく作業。

計量も体験させてもらいました。
数字を読む、ご飯を足したり(足し算)減らしたり(引き算)、子供達にとって 全てが学びになる。

ごはんを型にはめる作業は 間宮さんの『うみおむすび』の中で作るのが難しいと言われている 鮭のおむすびに挑戦🍙

間宮さんのベテランお二人に教えていただきながら 体験しました。
おむすびは  握らない❌
ご飯を型にそっと入れるだけ☝️
最後に海苔を巻きながら 形を整えていく🍙これが難しい💦新米と海苔の香りに包まれる教室の中で楽しそうに親子で協力しながら作業を進めましたよ。

子供が大きくなると照れくさくて親子で何かをするって なかなか なくなりますよね。そんな時は 少しだけ難しい作業を一緒に体験する。子供は親を頼り、親は子供に手を差し伸べる。お互い照れくささがなくなるの。今回の教室は そんな貴重な親子の時間も作れたんじゃないかな?

おむすびが出来上がる頃には
「いいにお~い」
「お腹空いた~」
「食べた~い」と言い始めた子供達🤭我慢したけどわたしもそう思いました。

出来上がった『おむすび』を商品のように フィルムに入れ 商品と同じシールを貼って完成👏

田植え~稲刈りまで体験したお米『ササシグレ』を使って『うみおむすび🍙みやぎっ子バージョン』がついに完成👏感動です✨

『米離れ』『魚離れ』と言われていますが、難しい事をせず 身近な食材を使って、慣れ親しんだ簡単なお料理を作る。これだけで、少しずつでも『離れ』が減るんじゃないかな?と思います。イベント後、参加者さんからも 子供達が おむすびを作るようになった。お魚を食べるようになったという声も聞こえてきます。

今回は、間宮商品様の工場も見学させていただき、普段は見ることの無いお魚が、食卓に届く課程や大きな冷凍庫に入らせて頂いたりとお魚がより身近に感じたと思います。

子供たちが栽培に携わったお米と、地元宮城県の食材を使って、日本の伝統食『おむすびづくり』教室🍙
親子で楽しい時間を過ごせました。

『おむすび』一つに 御協力いただいた皆様の愛情が優しく『むすばれている』そう感じた教室でした。

最後になりますが、子供たちが安全で楽しい一日を過ごせるよう 御協力くださった間宮商店様、ボランティアの皆様、参加者様、ありがとうございました。

また、来年もできるといいなぁ~

《この活動は一般財団法人セブン‐イレブン記念財団の助成を受けて実施しています》




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仙台市宮城野区新浜地区で活動している『ニコニコ親子ふぁーむ』のホームページです。 震災の津波被害ですべてを失った大地に、子供たちが種をまき、新しい命と、新しい繋がりを育てています。 多くのものを失ったけど、この大地で、子供たちが新しい未来を作っています。 たくさんの失敗したり、大変なこともあるけど、多くの繋がりを持ちながら、植物を植え、 収穫したものを使い、『食』も学んでいます。