【イベント報告】12月17日 冬野菜収穫体験🥬餅つき体験

水を貯めている容器の水が凍るほど寒い日でしたが 子供たちは 元気‼️
冬野菜の収穫体験を行いました❄
イベント開始前には 大きな氷で遊んだり ぬかるむ畑で 徒競走をしたりと
寒いのに元気すぎる子供たちに驚きました((⛄))

いよいよ冬本番になり 畑には霜がおり野菜も寒さに耐えております。
この寒さにあたることが 実は野菜を美味しくするのです。
野菜が凍らないように 水分を吸収するのをやめ 糖分をつくります。
冬の白菜や大根、長ネギ、ほうれん草が甘く感じたことはないですか?

寒さにあたった冬野菜は 甘く美味しいんです。今回のイベントは その冬の甘さを体感していただくために開催しました。

まずは、子供たちと ちぢんだほうれん草のお勉強५✍🏻
寒さにあたったほうれん草は 横に広がります。寒風にあたらないよう、 太陽の光を全身で浴びるようにするためです。そして ちぢみます。それが『ちぢみほうれん草』です。
子供たちといっしょに ちぢんだほうれん草をさがしましたよ。

次に 大きなかぶを うんとこしょどっこいしょで収穫し、大根、紅芯大根、もものすけ、聖護院大根、白菜長ネギも収穫💪少し 多めに収穫し 残りは 翌日のお野菜販売体験イベントの商品にしました。

そうそう、みやぎっ子では 少し変わったお野菜を育てています。
これは、普通のお野菜は スーパーや直売所で購入することができることと少し変わったお野菜なら子供たちも興味を持ち 苦手なお野菜も食べてくれるんじゃなかろぅか?という思いからです。
たとえば、ほうれん草もえぐみが少ないもの(←畑で葉っぱをちぎって子供たちは食べています。保護者の方の了承済みです)外側は白いのに切ったら赤い大根。皮が手でむける サラダかぶの『もものすけ』等。まずは、興味を持つ、自分で選んで収穫してみる。収穫したものが美味しいか確認してみる。
これで 意外と苦手が克服できたりするんです。
もちろん、鮮度が違えば 味も変わるので 収穫したてだから 食べたら美味しかったということもあります。きっかけは、なんでもいいの。子供たちの『食』の体験を増やしてあげたいのです。

収穫体験が終わってからは 震災後に建てられた 『みんなの家』に移動し 『餅つき体験』を行いました。

いつもの事ですが 順番は 小さい子からと 大きな子達が譲ってくれます。

コロナが流行り始めてから、幼稚園や保育園で餅つき体験もなくなったとききます。もうすぐお正月、日本の伝統食の『お餅』、お餅ができるまでの『餅つき体験』  、子供達は 自分の順番が来るまで じっとしていられず ソワソワしながら待っていました(かわいい)

もち米が みんなの力で潰れて段々とお餅になり、最後は 大きな子供達が仕上げをする。
出来上がったお餅は、畑で収穫したお野菜を使った 『豚汁』の中で、食中毒防止のため一度加熱します。

収穫体験、餅つきでお腹ぺこぺこの子供達は 何度もおかわりをしてくれましたよ。あっという間に 鍋が空っぽになりました。

砂糖など使わなくとも 冬のお野菜は 寒さにあたって 自然の甘さがでてきます。普段お野菜や汁物を食べない子供達でも 美味しかったそうです。
そして、今回もイオン系『ザビックスーパー』様にご協力いただき 豚汁に入れたらおいしいお肉を販売していただきました。
豚汁の決めては、おいしいお肉だよと担当の方が カットまでしてくださいました。

今回も畑で経験、体験の場を作り 遊びながら 楽しい食育🎶農育イベントが出来たと思います。
またひとつ 子供達に経験の種、笑顔の種まきができたかな?

最後になりますが、子供達が安全で楽しい一日が過ごせるよう ご協力いただいた 農家さん、町内会の皆さん
、ボランティアスタッフの皆さん、参加者さん ありがとうございました。

《この活動は一般財団法人セブン‐イレブン記念財団の助成を受けて実施しています》











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仙台市宮城野区新浜地区で活動している『ニコニコ親子ふぁーむ』のホームページです。 震災の津波被害ですべてを失った大地に、子供たちが種をまき、新しい命と、新しい繋がりを育てています。 多くのものを失ったけど、この大地で、子供たちが新しい未来を作っています。 たくさんの失敗したり、大変なこともあるけど、多くの繋がりを持ちながら、植物を植え、 収穫したものを使い、『食』も学んでいます。